建設リサイクル法違反で解体業者を初摘発 静岡県警
2009/02/20
ニュース
無登録で解体工事を行い、工事で出た産業廃棄物の処分を委託契約を交わさないまま業者に依頼したとして、静岡南署は18日、建設リサイクル法違反(無登録解体工事業)と廃棄物処理法違反(委託基準違反)の疑いで、静岡市葵区羽鳥の解体業「開成」(同区)代表取締役社長、美松三恵子容疑者(37)を逮捕した。建設リサイクル法での摘発は県内で初めて。同署によると美松容疑者は容疑を認めているという。
同署の調べでは、美松容疑者は昨年4月21~30日ごろまでの間、県知事の登録を受けずに、同区内で家屋解体工事を行い、工事で出た木くずやコンクリートがら計約21トンを、委託契約を交わさないまま中間処分業者に委託した疑いがもたれている。建設リサイクル法は、分別解体や再資源化の促進を目的に、平成14年に全面施行された。
出典:産経新聞