廃棄物収集運搬業の「タケエイ」農業ビジネス参入 銀座農園と資本提携
2016/11/22
ニュース
産業廃棄物収集運搬業のタケエイが銀座農園と資本提携し、農業ビジネスに参入する。タケエイは、銀座農園が実施する第三者割当増資を引き受け、資本提携する。
同事業の内容は、山林間伐材などの未使用木材を利用したバイオマス発電事業の熱エネルギーを活用し、銀座農園の手掛ける高糖度トマトの栽培を青森県平川市で行うというもの。
今後、両社は、農産物の生産販売に関わる法人を運営し、木質バイオマス発電事業、高付加価値農産物の生産、販売、地域農林業の活性化に取り組んでいくという。
タケエイは、森林間伐材を燃料とした木質バイオマス発電所を、建設中のものと計画中のものも合わせ、合計4か所保有している。銀座農園は、農業生産・研究事業、企業による農業参入サポート事業などを展開。これまでにも、複数の企業の農業参入を実現させている。