廃棄物処理法違反:産廃元請けなど2社を書類送検 無許可業者委託容疑 /埼玉
2014/01/10
ニュース
産業廃棄物の処理を無許可の業者に委託したとして、県警は8日、産業廃棄物処理会社「セイコウ」(東京都)など2法人と同社の取締役ら男3人を廃棄物処理法(委託基準など)違反容疑でさいたま地検に書類送検した。県警生活環境第2課によると、廃棄物の処理責任を元請け業者に一元化した改正廃棄物処理法が2011年に施行されて以降、同法違反で元請け業者を検挙したのは県内では初めて。
送検容疑は、同社と同社の取締役の男(42)=久喜市=は昨年7月、坂戸市の家屋解体業の男性(50)=廃棄物処理法違反罪で罰金100万円の略式命令、納付済み=に対し、産業廃棄物の木くずなど計約6590キロの処理を330万円で委託したとしている。
また、川越市の産業廃棄物処理会社「小村興業」と同社の社長の男(42)=同市=は昨年8月、不動産業者から委託されたがれきなど約9470キロの処理を、坂戸市の男性に75万円で再委託したとして同法(再委託禁止)違反容疑で書類送検された。
出典:毎日新聞