廃棄物処理業「近畿環境開発」が「大栄環境」の傘下に
2016/05/11
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廃棄物処理業者大手の大栄環境が、京都府の廃棄物処理業「近畿環境開発」と関連3社のECOグループの全株式を取得し、傘下に収めた。従業員は引き継いで全員雇用し、社名変更もない。大栄環境は、大栄環境ホールディングスの傘下。
同社が手薄に感じていた日本海側へ拠点を構えることが大きな狙いで、今回傘下に入ったのは、日量316tの破砕施設、1,040tの選別施設と最終処分場を保有する「近畿環境開発」、廃プラスチックから固形燃料を製造する「プラテック」、廃タイヤを燃料化する「エコプロ」の3社。京都府、兵庫県、福井県などの日本海側をカバーし、より事業拡大を図る。