日本最大級の産業廃棄物処理業者・リサイクル業者検索サイトです。

0120-33-8508

受付時間:10:00~18:00 (土日祝日除く)

エコノハサーチ

スマホ版メニュー

廃棄物処理場のごみ焼却灰 セメント原料に活用 処分場の使用期限延ばす 中津市

2009/07/14

ニュース

 中津市は7月から、廃棄物処理場「クリーンプラザ」(同市米山)で排出する可燃ごみの焼却灰を、セメント原料として活用することを始めた。焼却灰を埋め立てる処分場の収容能力があと3年分と余裕がなくなっており、焼却灰の埋め立てをなくし、処分場の使用期間を延ばすのが狙い。県内では大分市が既に取り組んでいるという。

 埋め立て処分場は、クリーンプラザに隣接する場所に2カ所あり、しゅんせつ土砂、不燃物も埋め立てている。第1処分場(容量6万6150立方メートル)はすでに満杯。残る第2処分場(同6万9700立方メートル)も8割まで埋まっている。

 市は可燃ごみの焼却灰を、「宇部興産・山口エコテック他共同企業体」(福岡県苅田町など)に引き取ってもらう。企業体は焼却灰から塩素、ダイオキシンを除去してセメントの原料にするという。処理の委託費は年間約1億円。

 処分場へのごみの埋め立ては年間約8300トンあり、このうち可燃ごみの焼却灰が35%を占めていたが、可燃ごみの焼却灰を引き取ってもらうことで、処分場の収容期間は7年に延びると市は見積もっている。

 また同市は来年度、第1処分場を2メートルかさ上げすることも計画。これにより収容能力を2万立方メートル増やし、収容期間も25年ほど引き延ばすことができるとしている。

出典:西日本新聞

産業廃棄物処理・リサイクル処理業者検索サイト【エコノハ】

一覧へ戻る