廃棄物不法投棄容疑で男5人逮捕「もうけ出すためにやった」警視庁
2011/11/08
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住宅解体で出た廃棄物を山林に無許可で捨てたとして、警視庁生活環境課は、廃棄物処理法違反の疑いで、東京都羽村市小作台、建築解体会社「トモエ産業」社長、大下博嗣(70)と武蔵村山市大南、自営業、田中貴(54)の両容疑者ら5人を逮捕した。
同課は、大下容疑者が平成21年3月から、八王子市高月町の山林に、廃棄物計1160トン以上を捨てて、処理費用計約2500万円~3750万円を浮かせていたとみている。
同課によると、全員が容疑を認め、大下容疑者は「もうけを出すためにやった」と供述しているという。大下容疑者はこれまでに、都から立ち入り調査や警告などを約50回受けていたという。
逮捕容疑は、今年7月25日、八王子市の山林に昭島市の住宅の解体で出た陶磁器などの廃棄物約12トンを捨てたとしている。
出典:産経ニュース