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廃棄物を舗装材に再生 岐センが処理設備導入

2009/07/06

ニュース

 染色整理加工の岐セン(瑞穂市牛牧、伊藤勇社長)は、燃焼残留廃棄物の処理設備を導入し、路面舗装材としての再商品化を始めた。残留物はこれまで産業廃棄物として有償処理しており、コスト削減につながるとともに、環境への配慮も図られる。

 同社は端材などの廃棄物を木質チップとともに専用ボイラーで燃焼させ、発生した蒸気を工場で利用する循環システムを取り入れている。燃焼後には月間120トンほどの残留物が出るが、染色加工に使用する薬品成分なども含まれるため、これまでは産業廃棄物として1トン当たり3万5千円程度で処理に出していた。

 4月に導入した処理設備は燃焼残留物を砂状に破砕し、無害化処理をするもの。処理後の物質は路面舗装材など商品として売却できる。設備投資額は4200万円。

 新たな取り組みにより、産業廃棄物は従来の約3分の1に減らせたという。伊藤社長は「環境への配慮は企業としての地域に対する義務。商品化といっても売却価格は低いが、廃棄にかかっていた金額を考えれば、コスト削減への貢献度は大きい」と話している。

出典:岐阜新聞

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