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廃棄物の漁具・漁網、金沢市へ 初の県外試験搬出

2012/11/09

ニュース

 県は6日、東日本大震災の災害廃棄物(がれき)のうち、処理の見通しが立っていなかった漁具・漁網の広域処理に向けて、宮古地区の約7・7トンを金沢市に試験搬出した。環境省の調整を踏まえた漁具・漁網の県外自治体への搬出は初めて。同市は年内の本格受け入れを検討しており、約7万6千トンあるとされる本県の漁具・漁網の処理加速が期待される。

 搬出作業は、宮古市磯鶏のがれき破砕選別施設で行われ、20センチ程度に破砕・裁断処理された漁具・漁網入りのプラスチック袋をコンテナに積み込んだ。周辺の放射線量も測定し、国の基準値以下だった。盛岡貨物ターミナルから鉄路で輸送され、10日に金沢市の最終処分場で埋め立て処分される。

 不燃物の漁具・漁網は、県内で約7万6千トンが発生。うち宮古地区は約2万7千トンを占める。処理のめどが立っている木くず・可燃物に比べ、最終処分場の容量の少なさなどから手つかずの状態になっていた。県の要請を受けた環境省の調整で、金沢市は7月に宮古市と大槌町で現地調査を実施。8月に宮古地区の漁具・漁網を受け入れる方針を示していた。

出展:岩手日報

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