廃棄うどんで豚を飼育 丸亀製麺堺美原店と大阪府立農芸高校がコラボ
2016/08/25
ニュース
大阪府堺市の大阪府立農芸高校と大手うどんチェーン店「丸亀製麺」の堺美原店が協力し、廃棄うどんで豚を飼育している。また、それらで育った豚を出荷し、限定メニュー「肉汁つけうどん」として、販売した。
丸亀製麺では、鮮度の問題から時間が経過したうどんは廃棄するため、1日約40kgの廃棄うどんが出る。うどんは、飼料中の麦の代わりになるため、同校が提案し、取り組みが開始。この廃棄うどんの活用により、年間約11万円の飼料費を削減できるという。
昨年、一部の豚に1日2kgの廃棄うどんを与える実験を始め、肉質に変化がないことを確認。豚だけでなく、現在は和牛にも活用しており、今後は、搾乳牛にも広げていく。