廃家電、昨年度は7934台に ブラウン管17%増 /埼玉
2011/08/09
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県資源循環推進課は8日、家電リサイクル法の対象となる廃家電4品目(エアコン、テレビ、電気冷蔵庫・冷凍庫、電気洗濯機・衣類乾燥機)の不法投棄が、昨年度は計7934台に上ったと発表した。
前年度に比べ230台減少したが、ブラウン管テレビの不法投棄は約17%増で、今年7月24日の地上デジタル放送への完全移行を見据えた動きだったとみられる。
同課によると、不法投棄された家電の内訳は▽洗濯機など670台▽冷蔵庫など1084台▽テレビ6007台▽エアコン173台で、テレビが全体の76%を占める。不法投棄された家電は市町村が回収・処分しており、さいたま市は昨年度に約400万円かかったという。
これらの家電を処分するには、購入や買い替えをした販売店などに3000~4000円を払って引き取ってもらう。ゴミ収集場所に出すと罰金などが科せられる。
出典:毎日新聞社