廃プラスチック自動分類装置を開発
2009/07/02
ニュース
韓国の研究陣が廃プラスチックを自動で分別できる技術を開発した。教育科学技術部の21世紀フロンティア資源再活用技術開発事業団は1日、果川市の資源再活用センターで「混合廃プラスチック総合自動分別システム(以下、廃プラスチック自動分類システム)」を開発、公開実演すると発表した。
今回開発された廃プラスチック自動分類システムは、韓国の廃棄物収集の慣行によってペットボトル、プラスチック、ビン、紙類、おもちゃ、フィルム類包装材などが一緒くたに捨てられる生活混合廃棄物を効果的に自動分類できる技術だ。今回開発された技術は、廃プラスチックの材質を認識して分離する。
これまでプラスチック廃棄物は形・大きさ・色が多様で各種異物が混ざっており、これを分類するには人が手作業で行わなければならなかった。この場合、経済性やリサイクルの効果が低かった。
今回の廃プラスチック自動分類システムはまさにこのような弱点を克服し、韓国の廃プラスチック・リサイクル産業の活性化に大きく寄与するものとみられる。
資源再活用技術開発事業団の李康仁(イ・カンイン)団長は「今回の公開実演を通じて、国内の主要自治体すべてで利用可能になると予想している」と話した。
出展:朝鮮日報