平成20年度産廃総排出量、前年度より約1,600万トン減少
2011/01/21
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環境省は、平成20年年度の産業廃棄物の排出及び処理状況の調査結果を公表した。
公表によると平成20年度の全国の産業廃棄物の総排出量は約4億366万トンで、前年度に比べ、約1,600万トン(約4%)の減少となった。
業種別排出量では前年度と同様、電気・ガス・熱供給・水道業(総排出量注23.9%)、農業・林業(同21.8%)、建設業(同18.9%)、パルプ・紙・紙加工品製造業(同8.3%)、鉄鋼業(同 7.9%)、化学工業(同3.5%)の上位6業種で総排出量の約8割を占める結果となった。
また、廃棄物の種類別排出量も前年度同様、汚泥(43.6%)、動物のふん尿(21.7%)、がれき類(15.2%)の上位3品目だけで総排出量の約8割に達していた。
産業廃棄物の処理状況は、再生利用量が産業廃棄物全体の53.6%にあたる約2億1,651万トン、減量化量は約1億7,045万トンであった。
なお、最終処分量は前年度の約2,014万トンから約1,670万トンに減少した。【環境省】
出典:EICネット