常滑の山林不法投棄:別の業者も容疑で逮捕 「産廃でない」否認 /愛知
2010/12/10
ニュース
常滑市の山林に無許可業者が産業廃棄物を不法投棄していた事件で、県警緑署などは8日、別の会社もこの業者に委託していたとして、産廃中間処理会社課長、津隈良仙容疑者(45)=東浦町石浜桜見台=を廃棄物処理法違反(委託)の疑いで新たに逮捕した。
既に同法違反(受託)容疑で逮捕した無許可業者の西上重吉容疑者(63)も再逮捕。県警は2人が今年2~8月、産廃計約2万トンを捨てたとみて調べている。
容疑は、津隈容疑者が8月23日、常滑市桧原の山林などに土混じりの木やガラスくずなどの産廃計約7トンを捨てるよう西上容疑者に委託したとしている。
県警の調べに対し、2人は「産廃ではない」と否認しているという。
県警によると、正規処理は1トン当たり1万~7万5000円の処理代がかかるが、津隈容疑者は4500円で委託。2億~15億円を浮かせていた疑いがあるという。
出典:毎日新聞