市貝町議が不法投棄の疑い 廃棄物処理法違反容疑で県調査
2013/10/09
ニュース
市貝町の高木研一町議(64)が役員を務める建設会社が、知人が所有する家屋の解体工事で出た産業廃棄物を同町内に不法投棄した疑いがあるとして、県が廃棄物処理法違反容疑で調査していることが8日、分かった。高木町議は同日、下野新聞社の取材に「解体した家屋の一部は家屋があった敷地内に埋め、残りは焼却処分した。違法行為と認識していた」と事実関係を認めた。県は今後、県警に通報する方針という。
高木町議などによると、解体工事は今年5月下旬ごろ、同町市塙で始まった。敷地内には民家や小屋などがあり、解体された木くずや基礎部分の大谷石などを8月ごろ、更地となった敷地内に埋めたという。
高木町議は現在4期目。同町議会副議長を務めたほか、10年から町商工会会長を務めている。
出典:下野新聞