市内２社に焼却炉の使用停止を命令／岡山
2009/04/28
ニュース
岡山市は２７日、焼却炉の排ガス中のダイオキシン類濃度が廃棄物処理法の基準値を超えていたとして、南区当新田の「衛生センター」（八田高志社長）と、同区海岸通１のエコシステム岡山（山内憲太郎社長）に同日付で改善と使用停止を命令したと発表した。
産業廃棄物対策課によると、衛生センターは南区内の汚泥や産業廃棄物などの焼却施設で、排ガス１立方メートル当たり６・０ナノグラム（基準値５ナノグラム）を検出。エコシステム岡山は南区内の廃プラスチックなどを焼く施設で同０・７３ナノグラム（基準値０・１ナノグラム）を測定した。市は「健康に影響はない」としている。
基準値超過は市の定期検査で判明。２社は検査結果の速報が出た１６日から炉を止めており、原因を究明中という。
出典：毎日新聞
