市内に大量のテレビ不法投棄
2009/11/11
ニュース
2011年7月からの地上デジタル放送移行やエコポイントの進呈で全国的にテレビの買い替えがブームとなっている中、市内湯川町小松原地内の市道沿いで9日、古い型のテレビ9台の不法投棄が見つかった。
まるで路上販売のようにきれいに並べてあり、深夜に家電関連の引き取り業者がトラックか何かに積み込んで捨てに来たのではないかとみられている。
現場は花ご坊西の斉川に架かる新川橋から南に約100㍍の場所で、斉川を挟んで国道42号と不法投棄があった市道が並行している。
夜間でも国道の走る車のライトで意外に明るい方だが、市道沿いに民家が少なく、夜間に捨てにくれば灯台下暗し的に気付かれにくい場所でもあるようだ。不法投棄のテレビはガードレールに沿うようにずらりと並べられていた。
42インチなど大型のテレビで、「93年製」のシールが張られているなど、いずれも古い型ばかり。市道が幅員4、5㍍と狭いため、交通の妨げにもなりかねない。近所の人によると、「ここ2、3日中に捨てられたのではないか」と話している。
住民から連絡を受けた市役所環境衛生課と御坊署が現認。テレビのほかに冷蔵庫3台、洗濯機1台、冷暖房機1台、自転車2台もあった。
テレビは平成13年に制定された家電リサイクル法対象品目で、業者への引き取りに1台3000円の費用がかかる。
出典:日高新報