岩手県、来年度中に次期候補地選定 新たな産廃処理施設
2012/09/04
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奥州市江刺区の産業廃棄物処理施設「いわてクリーンセンター」が災害廃棄物の受け入れに伴い、最終処分場の埋め立て終了時期が早まる問題で、次期処分場の整備方針検討委員会(委員長・中沢広岩手大教授、委員6人)が3日、盛岡市で開かれた。事務局の県は2013年度中に候補地を選定するスケジュールを提示。12年度中に整備の基本方針を策定することを確認した。
県が同センターの現状を説明。がれきの燃え殻などの受け入れに伴い、当初計画より4年ほど早い、20年度末には埋め立て処分場が満杯となる見通しを示した。新しい処分場の建設には一般的に6年ほどの期間が必要として、13年度中に候補地を示すことが必要だとの見通しを示した。
これを受け、12年度は▽埋め立て年数と容量▽対象廃棄物▽用地の選定範囲と選定方法▽運営主体-など整備の基本方針を策定。年度内に検討委を3回ほど開き取りまとめる。
出典:岩手日報