岡山市が産廃不法投棄の業者告発
2010/09/10
ニュース
岡山市北区下足守の産廃不法投棄30件問題で、同市は9日、撤去命令に従わないとして、産廃処理会社「河童総業」=同所=と同社の河合肇役員(67)=廃棄物処理法違反罪で実刑確定=を同法違反(措置命令違反)の疑いで岡山西署に告発した。同署は受理した。
同市によると、市は同社が管理する採土場に産廃約3万立方メートルを不法投棄30件したとして2008年3月、全量撤去するよう命令。
しかし、河合役員は撤去を申し出た関係者の立ち入りを認めず妨害。環境基準を超える有害物質が確認されたため、市は今年8月までに行政代執行での環境保全措置を講じたが、産廃は撤去されていない。
出典:山陽新聞