岐阜県、一般廃棄物6年連続減 12年度県内
2014/05/26
ニュース
二〇一二年度に県内の家庭などから出された一般廃棄物は七十万二千トンで、前年度より1・2%減ったことが、県廃棄物対策課のまとめで明らかになった。六年連続の減少で、ごみ減量に対する県民の意識の高まりが要因という。
一人一日当たりのごみ排出量は、全国平均よりも三十一グラム少ない九百三十二グラムだった。前年度比2・8%減で、こちらも六年連続の減少。市町村別では、大垣市の千五十九グラムが最多で、千五十八グラムの中津川市が続いた。最も少なかったのは東白川村の四百四十四グラムで、県平均の半分以下だった。
全排出量のうち、紙やガラス、プラスチックなど再び資源になったごみの割合を示すリサイクル率は、県内で20・7%。前年度より0・6ポイント低下した。自治会などの集団回収で集まる紙が減ったことが影響したとみられる。
市町村別のリサイクル率では、トップが東白川村の44・3%、二位は七宗町の37・3%。最低は岐南町の9・8%だった。
出典:中日新聞