岐阜県 産廃業者が無許可で中間処理
2018/02/26
ニュース
岐阜県岐阜市の廃棄物収集運搬・処理業「株式会社野々村商店」が無許可で一般廃棄物である発泡スチロールの中間処理を行っていたことがわかり、岐阜市が廃棄物処理法の疑いで調査している。これは、同社が市中央卸売市場から排出された発泡スチロールを瑞穂市内の自社工場でリサイクル原料に加工する中間処理を無許可で行っていると第三者から情報提供があったことを受けてのこと。同社は、一般廃棄物の収集運搬業務の許可は保有しているが、中間処理の許可はないという。約30年間、市場協会と契約し、廃棄物の処理を一括で行っている。県や瑞穂市とともに同市は立入調査を行い、事実の確認を進めている。同社は、市からの指導通りに処理をしていると主張しているという。