山梨・北杜市で産廃最終処分場の開所式にあわせ、住民たちが抗議の座り込み
2009/05/21
ニュース
山梨・北杜市で、産業廃棄物の最終処分場の開所式にあわせ、住民たちが抗議の座り込みを行った。
処分場の門の前には、100人近い住民が座り込み、中に人が入るのを阻止。
住民たちが抗議しているのは、20日に開所を迎えた山梨・北杜市にある県の産業廃棄物の最終処分場「山梨県環境整備センター」。
住民らは「おい県! ちゃんと話し合いできないのか!」と声を上げた。
午後2時に始まる開所式にあわせ、住民たちが座り込みを続けていたが、警察官ともみ合いの末、退去させられた。
住民は「あなたたちだって、子どもや孫がいるんでしょ。その人たちも水を飲むでしょう」と話した。
式典は、およそ50分遅れて始まった。
住民側は、最終処分場の許可取り消しを求める裁判を起こしていて、判断は夏にも下るものとみられている。
山梨県の横内正明知事は「しっかりと、理解していただくようにですね、粘り強く努力をしていこうと思います」と述べた
出典:FNN