山林に建設廃材不法投棄か 美作署などが現場検証
2012/09/12
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美作市南海の山林に大量の建設廃材が不法投棄されている疑いが強まり、岡山県警生活環境課と美作署などは12日、廃棄物処理法違反容疑で現場検証した。同署は投棄していたとみられる同市の建設業者から事情を聴き、廃材の総量や投棄時期を特定、容疑が固まり次第摘発する。
午前8時ごろから同署員、美作県民局職員ら14人が検証に着手。山中にある敷地跡(約500平方メートル)の一部に、高さ5メートルほどに山積みされた瓦やれんが、木材などの建築廃材をパワーショベルで掘り起こし、測量や写真撮影をした。
同署などによると、地元住民らから「山にごみが持ち込まれている」などの通報が相次いでいたという。
現場はJR美作江見駅から北西約2・5キロにある同市作東地区。
出典:山陽新聞