山林に廃棄物420トン=不法投棄で13人逮捕
2008/06/26
ニュース
解体業者から集めた産業廃棄物など約420トンを山中に不法投棄したとして、神奈川県警生活経済課などは25日、廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いで、廃棄物処理会社「アイ・アイ・イー・ピー」(綾瀬市)の実質経営者村田哲郎容疑者(67)=大和市福田=と同社社長、作業員ら計13人を逮捕した。
村田容疑者は「廃棄物を捨てていたことは知らなかった」と否認している。同課などは同容疑者らが数年前から不法投棄を繰り返していたとみて捜査を進める。
調べによると、村田容疑者らは昨年6月19日から8月5日ごろまでの間、139回にわたり、コンクリートくずや廃プラスチック類などの産業廃棄物と一般廃棄物の混合物423.7トンを、綾瀬市本蓼川の山林に埋めて投棄した疑い。
廃棄物の上にコンクリート片をまぶし、投棄を隠ぺいした形跡があるという。