山口県の産廃業者「株式会社JMC」 特別清算開始決定
2019/05/30
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山口県萩市の産業廃棄物の中間処理業者「株式会社JMC」は多額の設備投資に伴う負債が重荷となり、5月14日、東京地裁より特別清算開始決定を受けた。
同社は、1995年9月に約50億円を投じて産業廃棄物中間処理業を開始し、2002年11月には約13億円をかけて焼却施設を建設。その後、廃棄物処理とリサイクルを軸に事業を展開し、一時、年間売り上げ15億円を計上したことも。しかし、競合の増加などにより受注が減少し、多額の設備投資も痛手となり、負債がかさんだ。立て直しを図るも、売り上げは上昇せず、事業をジェムカ株式会社に移管し、2019年2月に解散した。