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小型家電リサイクル 名古屋市、来年2月スタート

2013/09/14

ニュース

 名古屋市は来年二月から、携帯電話やパソコンなどの小型家電のリサイクルに乗り出す。今年四月の小型家電リサイクル法の施行を受けた環境省の実証事業で、市の計画が十二日に採択された。スーパーなどに回収箱を置き、貴金属やレアメタル(希少金属)などのリサイクルを進める。
 国内で一年間に発生する使用済みの小型電子機器は六十五万トンで、うち有用金属は二十八万トン(八百四十四億円相当)に上ると推計されている。このため小型家電は「都市鉱山」とも呼ばれる。
 しかし、大半は資源として回収されず、廃棄されたり、業者を通じて海外に流出したりしているのが現状だ。市でも、ほとんどが不燃ごみとして収集され、一部を除いて埋め立て処分されている。
 市資源化推進室によると、当面はスーパーや家電量販店、公共施設など各区に二、三カ所ずつ回収箱を設置。携帯電話やパソコン、電話機、デジカメ、ゲーム機などの小型家電約六十品目を市民に持ち込んでもらう。ペットボトルや紙パックなどのリサイクルと同様、市民に金銭的な負担はないという。年間の回収量は三十トン程度を見込んでいる。
 回収した小型家電は、国の認定事業者に一キロ五円程度で売却する形で引き渡し、有用金属を再資源化する。実証事業に採択されたため、本年度の回収箱設置や広報にかかる費用は国が負担し、市の経費負担はない。
 実証期間は来年三月までだが、その後も回収は続ける。
 小型家電リサイクルの実証事業は市の他にも、政令指定都市では大阪市やさいたま市など七都市、県内では豊橋市や大治町など六市町が採択されている。

出典:中日新聞

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