小型家電の無料回収開始/高松市が10月から
2013/09/30
ニュース
高松市は10月から、携帯電話など使用済みの小型家電の無料回収を開始する。これまで破砕ごみとして埋め立て処分していた小型家電を効率的に回収し、含まれているレアメタル(希少金属)の再資源化を推進する。
4月に施行した小型家電リサイクル法に合わせて実施。県内では丸亀、善通寺、観音寺の3市が既に取り組んでおり、高松市とともに「瀬戸・高松広域定住自立圏」を構成する東かがわ、さぬき両市と、土庄、小豆島、三木、直島、綾川の5町も10月から無料回収をスタートする。
高松市で回収するのは、携帯電話のほか、デジタルカメラやビデオカメラ、MDプレーヤー、電子辞書、電卓など計21品目。市役所や市環境業務センター(同市木太町)のほか、7支所と6出張所に40センチ×20センチの回収ボックスを設置する。ボックスに入る大きさの小型家電が回収対象となる。
小型家電は、市が月1回のペースで回収し、国が認定するリサイクル業者に売却。業者がレアメタルなどをリサイクルする。市環境業務課は、「継続には効率的な回収が重要。市民の皆さんの協力をお願いしたい」としている。
出典:四国新聞社