家電リサイクル法違反:名古屋のスーパーに適正処理を勧告
2009/04/28
ニュース
環境省と経済産業省は27日、家電リサイクル法(小売業者の引き渡し義務)に違反したとして、食品スーパー運営会社「ハローフーヅ」(本社・名古屋市)に適正処理を勧告した。
環境省などによると、同社は愛知県などで営業していたディスカウントストア6店で家電を販売。03年4月~08年9月に顧客から無料で引き取ったテレビ、エアコンなど廃家電4万2083台を中古品販売業者に1台につき運搬費1500円を支払って引き渡す不適正な処理をしていた。一部は業者に譲渡後、産業廃棄物として処理されたとみられる。
ハローフーヅの姫野輝之社長は「中古品として再使用してもらっていると信じていた。同法について理解力不足だった」と説明している。
出典:毎日新聞