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室蘭市が小型家電回収へ、来年度スタートを検討

2013/08/12

ニュース

 室蘭市は、2014年度(平成26年度)から、携帯電話やデジタルカメラなどの使用済み小型家電の回収を始める方向で検討に入った。専用の回収ボックスを市役所本庁舎など公共施設に設置して、市民から小型家電を集め、国が認定する業者に引き渡す。4月施行の小型家電リサイクル法を受けた取り組みで、西胆振では登別市が既に実施している。

 回収ボックスは、公共施設6~7カ所程度に設置する。回収ボックスの投入口は30センチ四方とする予定で、「対象品目は投入口に入る大きさの家電になる」(市環境課)という。ただパソコンは、パソコン3R協議会が回収しており、対象とするかは今後検討する。

 小型家電リサイクル法は、回収による有用金属の再活用を目指した法律。家電リサイクル法が対象としているエアコン、テレビ、冷蔵・冷凍庫、洗濯・乾燥機の4品目を除いた携帯電話やカメラ、電子レンジ、扇風機、掃除機などほぼすべてを指定している。自治体が回収ボックスを設置するなど回収方法を選び、国の認定事業者へ引き渡して再資源化する仕組み。ただ回収は義務化されておらず、自治体に委ねられている実態にある。

 市によると、現在は燃やせないごみ扱いになっている小型家電の回収、再資源化で、西胆振地域廃棄物広域処理施設にある破砕機の摩耗の軽減や最終処分場の延命化が図られるほか「資源の有効活用とリサイクル意識の高揚につながる」とし、同制度への参加を決めた。正式な制度実施が固まり次第、市民に回収への協力を呼び掛ける。

 環境省が実施した調査では、全国の自治体の75%が同法に基づいたリサイクル制度へ参加する意向を示している。

出典:室蘭民報

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