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太陽光発電パネルの廃棄量 2040年には80万t

2017/11/29

ニュース

東日本大震災以降、急速に普及した太陽光発電だが、その寿命は20~30年と言われている。2040年の太陽光発電パネルの廃棄量は、2015年の300倍を超える80万tにも上る見込みだ。

太陽光パネルには、鉛やセレンなどの有害物質が含まれているため、適切な処分が必要となる。リサイクルするには高額なコストがかかる上、費用の負担の仕組みも確立されていない。最終処分場に埋め立てるにもすぐに不足しまうことは間違いなく、不法投棄も懸念されている。また、感電の危険性なども踏まえ、保管する際にも注意が必要だ。今後は、リサイクル費用を下げるなどして、廃棄せずリサイクルを進める仕組みを作ることが急がれる。

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