大阪)和歌山「要塞の島」でごみ拾い 大阪のNPOら
2014/04/28
ニュース
「要塞(ようさい)の島」として知られる和歌山市の無人島「友ケ島」で27日、海岸に漂着したごみを拾うイベントがあった。繁華街で掃除を続けるNPO法人「スマイルスタイル」(大阪市西区)などが主催し、大阪や和歌山の市民ら117人が参加した。
こけむした旧日本陸軍の砲台跡が並ぶ島は、宮崎駿監督のアニメ「天空の城ラピュタ」に似ていると話題になり、昨年度は3万人を超える観光客が訪れた。一方で、和歌山市と淡路島の間に位置する島は、大阪湾などから流れ着くごみに悩まされている。
今年で8回目を迎えるイベントで、この日は親子連れなどが、ペットボトルや発泡スチロールの破片などを拾った。2時間ほどで拾ったごみはごみ袋(45リットル)327袋分に。参加者たちは最後に色とりどりのごみを仕分けして並べ、赤いタコや青い魚の絵もつくった。
出典:朝日新聞