大阪市:ごみ処理量、15年度までに110万トン--減量目標 /達成時期2年前倒し
2009/08/05
ニュース
大阪市は、年間のごみ処理(焼却)量を2015年度までに、110万トンに減らす目標を設定した。
減量分は、07年度のごみ処理量148万トンの25%に相当。6月の市廃棄物減量等推進審議会の答申では「17年度までに120万トン」が目標だったが、減量幅を拡大のうえ、達成時期も2年前倒しした。
市内の発生量の6割を占め、政令市の中でも突出する事業系ごみについて、有料指定袋制度の導入や、現在無料の10キロ未満のごみ収集の有料化などで減量を目指す。
昨年8月に平松邦夫市長が建て替え凍結を表明した焼却場「森之宮工場」に関しても、今回の目標を踏まえ、今月再開されるごみ焼却場の配置計画についての検討委員会の中で建て替えの可否の方向性を打ち出す方針。
出典:毎日新聞社