大津でフェスタ ごみ減量や不用品活用
2013/12/16
ニュース
環境に配慮した暮らしのあり方を探る「エコ・フェスタ」が15日、大津市におの浜のピアザ淡海で開かれた。ごみの減量につながる買い物の仕方や不用品の活用方法など「エコ」につながるさまざまなライフスタイルの提案に、訪れた人たちが見入っていた。
県循環社会推進課と滋賀グリーン購入ネットワークが初めて開催した。エコバッグの利用や商品の包装削減などを通じ、買い物で生じるごみの減量を目指す「グリーン購入」の普及をねらいに企画。合わせて商品の展示即売やクイズ、工作教室などのコーナーを設けた。
会場には、エコ商品を取り扱う企業や環境に関心のあるグループなど44団体がブースを設置した。
展示即売のコーナーでは、要らなくなった段ボール箱で作ったおしゃれな棚や、間伐材を燃料にするストーブ、残飯を肥料にして生産したコメなどが並んだ。訪れた人たちは、商品の特長などの説明を聞きながら、買い求めるなどしていた。
クイズや工作などのコーナーでは、訪れた家族連れらが、会場内を回りながらいくつかの質問に答えてエコバッグをもらったり、間伐材でカスタネットを作ったりしていた。
電気やガスを使わないハンガリーの菓子作り教室に参加した大津市内の女性(38)は「材料を焼かずに混ぜるだけのお菓子がおいしかったので、家でもやってみたい」と話していた。
出典:産経ニュース