大栄環境ホールディングス 環境関連のシンクタンク設立
2018/11/12
ニュース
11月9日、廃棄物処理大手の大栄環境ホールディングは、11月27日付けで環境関連のシンクタンク「大栄環境総研」を設立すると発表した。資本金1億円。2019年1月から業務を開始する。研究体制は、早稲田大学大学院小野田教授と連携し、10人で構築。廃棄物処理効率化などのノウハウを官民に提供し、業界発展に向けた政策提言などを行う。これらは2019年から2023年までの中期経営計画に盛り込まれている。
計画の中には、関東に食品かすの堆肥化施設の新設、三重県などの4カ所に埋め立て処理施設の新増設、兵庫県三木市にごみ焼却発電施設の新設などがあり、5年で約300億円の資金を投入する方針。今後、M&Aで事業エリアや事業分野を拡大し、2020年度には子会社上場を目指す。