大栄環境 御坊リサイクルセンター完成
2017/01/26
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廃棄物処理大手の大栄環境株式会社は、和歌山県御坊市に建設していた産業廃棄物のリサイクル施設と県内初となる民間管理型最終処分場「御坊リサイクルセンター」を完成させ、1月27日午前11時から内覧会と祝賀会を開催する。平成26年11月に着工し、投資金額は約50億円。
同リサイクル施設は、廃プラスチック、紙くず、金属くず、ガラスくずなどを受け入れ、硬質系破砕が一日146.4t、軟質系破砕は一日31.2t、選別は一日126.1t、圧縮梱包は一日33tの処理能力を有する。再資源化が困難な廃棄物は、管理型最終処分場に埋め立てる。同処分場は、遮水シートや漏水検知システムが導入され、雨水の調整池も整備。埋め立て面積65,423㎡、容量1,375,441㎥で、県内最大規模となり、約10年で満杯になる予定だという。
現在、産業廃棄物処理業許可を県知事に申請中で、2月中の操業開始を目指している。