墓石不法投棄:中山石渠に罰金700万円 /兵庫
2009/11/02
ニュース
墓石などを不法投棄したとして、廃棄物処理法違反罪に問われた墓石販売大手「中山石渠(せきりょう)」(大阪府豊中市)社員、阪本陽一(41)と同社、同罪と組織犯罪処罰法違反罪(犯罪収益等の収受)に問われた同社社員、米嶋基哉(29)の3被告に対する判決公判が29日、神戸地裁であった。
奥山豪裁判官は「社会に与えた影響は大きい」として同社に罰金700万円(求刑・罰金1000万円)、米嶋、阪本両被告に各懲役2年、執行猶予3年(求刑・各懲役2年6月)を言い渡した。
判決では、3被告は共謀。昨年12月から今年1月ごろ、西脇市の墓地整備事業で生じた墓石など971トンの不法投棄を約217万円で篠山市今田町の土木工事請負会社、大西商店と同社役員、大西龍夫被告(54)=いずれも廃棄物処理法違反罪で公判中=らに委託し、丹波市内の埋め立て処分場に不法投棄。
米嶋被告は、大西商店に支払われた約217万円のうち約72万円を大西被告から受け取った。
出典:毎日新聞社