境港、山陰初のリサイクル拠点港に 国交省が指定
2011/01/21
ニュース
国土交通省は20日、境港を総合静脈物流拠点港(リサイクルポート)に指定すると発表した。指定は山陰地方では初めて。
リサイクルポートは、再資源化が可能な貨物(リサイクル貨物)を中国やインドなどに輸出するための施設を備えた港湾。2002年から指定・整備が始まり、指定は06年12月までに全国で21港に上り、22港目の境港は5年ぶりになる。
国交省中国地方整備局によると、指定を受けると、リサイクル貨物の積み替え、保管施設を整備する際に、国から3分の1の補助を受けられるほか、岸壁の整備やリサイクル関連の民間事業所誘致の支援が受けやすくなるという。
境港では、大手製紙工場が廃棄物を燃料として有効活用しているほか、金属資源のリサイクルも実施されており、今後、リサイクル貨物の取扱量が増加することが見込まれている。さらに山陰地方の拠点港として発展が期待されることが評価されたという。
出典:asahi.com