埼玉県 違法廃棄物回収業者の指導・取り締まり強化
2017/01/27
ニュース
埼玉県と同県春日部市、環境省は、違法な廃棄物回収業者の指導、取り締まりの強化に向けたモデル事業を実施する。2月から3月に業者への立入検査を実施、成果を検証し、同省が今年度中に手引きを取りまとめるという。
1月26日には、同省がさいたま市で協議会を開き、立ち入り検査に向けた課題などについて意見交換を行った。現在、廃棄物処理法や家電リサイクル法などに基づき、使用済み家電製品などは、国や自治体から許可を受けた事業者が収集・運搬、処分することになっているが、無許可業者が回収し、不適正な処理の後、海外輸出されるケースが後を絶たない。このため、同省は、悪質な業者への指導、取り締まりを適切に行うための手引を作成し、対応を強化、自治体の取組の支援を行っていきたいとしている。