城陽市の再生土問題:6日から撤去、市が見通し 3万トン、処理施設などへ /京都
2008/09/04
ニュース
城陽市東部の山砂利採取跡地に「再生土」と称した高アルカリ性の建設汚泥が搬入された問題で、市は2日、産業廃棄物の疑いがある約3万トンの撤去が6日から始まる見通しになったことを明らかにした。
「再生土」は04~05年に約16万トンが搬入された。このうち、府が04年3~6月分の約3万トンを産廃と判断。市は今年4月、撤去の要請書を近畿砂利協同組合に提出し、組合側も「自主撤去に向け最大限努力する」と回答していた。
この日の会見で、橋本昭男市長は「10トントラック1台分をこのほど中間処理施設に搬入した。リサイクルに向けた適正処理を確認後、5日に開かれる府との対策検討会議で一定の方向性を出す」と説明。当面10トントラック50台で先行的に撤去することになりそうという。
出典:毎日新聞