坂井の不法投棄で県が許可取り消し 福井の産廃業者
2011/07/26
ニュース
坂井市内で産業廃棄物が不法投棄された事件に絡み、県は22日、廃棄物処理法違反(委託基準違反)の罪で起訴されている吉村章一被告(66)が社長を務める産廃中間処理会社・シスト興業(福井市)の産業廃棄物収集運搬業などの許可を取り消した。
県は、吉村被告が6月3日、自動車運転手2人=いずれも同法違反(不法投棄)の罪で公判中=に、許可を受けた産廃処理業者ではないと知りながら、産廃の燃え殻合計約32トンの処分を委託したと判断。
同法に基づき、違反行為の悪質性などを考慮して許可を取り消すこととした。産廃処分業と処理施設設置の両許可も取り消した。
出典:中日新聞