地中から大量の注射針…和歌山・かつらぎの病院
2009/04/23
ニュース
和歌山県かつらぎ町の県立医科大付属病院紀北分院の敷地内に大量の医療用注射針が埋められていたことがわかった。県は周辺の土壌が汚染されていないかどうか詳しく調べる。
県などによると、同院は現在、建て替え工事が行われており、今月1日、基礎工事中に、深さ約1~2メートルの地中から、ビーカーのような容器に入った状態で大量に見つかった。正確な本数は不明だが、土砂約6立方メートルの範囲に及んでいるため、県は現場を防水シートで覆っている。
針が入っていた容器の形などから、30~40年前のものとみられ、廃棄物処理法で注射針が「特別管理産業廃棄物」として処理が法規制される以前に埋められた可能性が高いという。
出典:読売新聞