土建会社を書類送検
2008/12/16
ニュース
いなべ市の山林などで大量の産業廃棄物が不法に投棄された事件で、県警は15日までに、会社ぐるみで不法投棄していたとして、四日市市海山道町1丁目、土木・建築会社「トーアエンジニアリング」を廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いで津地検四日市支部に書類送検した。
この事件では、社長の権清吉容疑者(54)や、弟で社員の権陽一容疑者(50)ら8人が同容疑で逮捕、起訴されている。県警は、両容疑者が逮捕された社員に不法投棄を指示していたとみているが、権清吉、権陽一の両容疑者は「会社の業務としてやった」と容疑を認めているという。
県警によると、同社は、同社社宅の改装工事で出た木くずや紙くず、古畳など計約20トンの産業廃棄物を6月26~29日にかけて、いなべ市藤原町本郷の山林や菰野町千草の空き地など計4カ所に不法投棄した疑いが持たれている。
出典:朝日新聞