国内初の焼却施設 試運転を開始 (福島県)
2013/08/31
ニュース
郡山市で、国内で初めて、下水処理の時に出た放射性物質を含む汚泥を少なくするための焼却施設が試運転を始めた。
きょう、郡山市の県中浄化センターで試運転を開始したのは、下水処理の時にでた放射性物質を含む汚泥を少なくするための焼却施設だ。
焼却施設では、汚泥を高温燃焼してその量を20分の1にして、1日に90トンを処理する。
県中浄化センターには、県内で最も多いおよそ2万8,000トンの放射性物質を含む汚泥が保管されている。
*井上環境副大臣インタビュー
「10万ベクレル以下の焼却灰は富岡の民間の管理型処分場ということで環境省としては考えているもので」
焼却した後の灰は、処分場が正式に決まるまで敷地内で保管される。
一方、環境省は、除染計画の見直しについてきょう発表するはずだったが、10日後までには発表したいとするにとどまった。
出典:福島中央テレビ