回収不用品を不法投棄
2010/03/08
ニュース
無許可で不要品を集め、公園に不法投棄したとして、大阪府警東淀川署は5日、廃棄物処理法違反容疑で、大阪市西淀川区姫島の便利屋「オールマイティー社」経営、関口勘示容疑者(63)=同市中央区東心斎橋=と、養子で共同経営者の美智夫容疑者(51)=同市東淀川区東中島=を逮捕、送検したと発表した。
逮捕容疑は、平成21年10月ごろから許可を受けずに便利屋を共同経営し、11月29日~12月19日に兵庫県西宮市の男性会社員(28)ら4人から不要品や遺品を計15万1千円を受け取り回収。12月19日夜、タンスや学習机など約250キロを東淀川区東中島の公園に不法投棄したとしている。
同署によると、2人は20年7月ごろから「オールマイティー社」「スマイリー」の名称でタウンページなどに広告を掲載。100回以上にわたって廃棄物を回収したとみられ、市民を装い、自治体の処分場に持ち込んでいたという。
いずれも収集については容疑を認めているが、投棄について勘示容疑者は「後から知った」と否認、美智夫容疑者は「一緒にやった」と認めているという。
出典:産経関西