四国がんセンター跡地から医療廃棄物
2009/06/18
ニュース
松山市は17日、城山公園の広場として整備している同市堀之内の旧国立病院四国がんセンター宿舎敷地跡の地中から、薬瓶などの医療廃棄物が見つかったと発表した。国立病院機構四国がんセンター(同市南梅本町)が有害性などを検査した上で処分する。
同市によると、11日の掘削工事中にガラス瓶を発見。その後の調査で、約60平方メートルの範囲で、土を含む約35立方メートルから薬瓶のほか、ガラス製の注射器や生活ごみなどが見つかった。廃棄時期は不明だが、同センターは「1971年の廃棄物処理法施行以降は院外で処分しており、それ以前に捨てたものではないか」としている。
同センターは早急に、廃棄物にダイオキシン類などが含まれていないかを検査するが、2~4週間かかるという。
出典:愛媛新聞社