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唐津市鎮西町菖蒲に建設中の廃棄物処理施設を運営する県環境クリーン財団（理事長・古川康知事）は１２日、理事会を開き、同施設に持ち込まれる産業廃棄物の処理料金を１トン当たり１４万５０００円（発泡スチロール）～１万７４００円（下水汚泥）と決めた。

県内の実勢価格より１～２割高めの設定。財団事務局は「民間業者を圧迫しないよう配慮した」と説明する。

県産業廃棄物協会からも配慮を求める要望書が出ていた。

また、これまで「菖蒲処分場」（仮称）と呼んでいた施設名を「クリーンパークさが」と変更した。

同施設は広さ１８ヘクタールの県有地に建設中。焼却炉（１日の処理能力８４トン）をはじめとする中間処理施設と、最終処分場（埋め立て容量４１万３０００立方メートル）などを設置する。

有害物質を出さない高度処理が特徴で、今月末をめどに完成し、来年１月稼働予定となっている。

出典：毎日新聞