唐津の廃棄物処理施設:「クリーンパークさが」来月1日に稼働 /佐賀
2009/03/30
ニュース
唐津市鎮西町に建設中の廃棄物処理施設「クリーンパークさが(菖蒲処分場)」の稼働開始が、4月1日と決まった。
中間処理施設から出るススのダイオキシン含有量が、基準をクリアすることが確認されたため。県などで作る財団が、今月31日にメーカーから施設引き渡しを受ける。
県によると、今月13日の試験で、スス中のダイオキシン含有量は基準(1グラム当たり3ナノグラム)を下回る0・11~0・16ナノグラムだった(1ナノグラムは10億分の1グラム)。
同施設は、県有地18ヘクタールに焼却炉などの中間処理施設と最終処分場などを設置している。有害物質を出さない高度処理が特徴。
今年1月から稼働する予定だったが、地元住民との交渉がこじれるなどして稼働が延期されていた。
出展:毎日新聞