名張市:小型家電、無料回収へ 県初、レアメタル再利用 亀井市長が新春会見 /三重
2014/01/08
ニュース
名張市の亀井利克市長は7日、レアメタルなどの貴重な金属資源が含まれるデジタルカメラやゲーム機など使用済み小型家電の無料回収を30日から始めると発表した。この日の新春記者会見で明らかにした。現状では「燃やさないごみ」として処分してきたが、リサイクルとして、有償で指定業者に引き渡すもので、県内自治体では初めて。
亀井市長は「ごみゼロ社会と資源循環型社会の創造」を掲げ、その一環でレアメタルも回収する。具体的には、市役所や各地区公民館などに回収ボックスを設置。家庭で不要になった携帯電話や充電器、ドライヤー、電卓、ケーブル類などを受け付ける。
また、「子ども3人目プロジェクト事業」も展開し、第3子以降の経済的負担の軽減を図る。亀井市長は「保育所の無償化など、予算を検討しながら考え、来年度中には実施したい」と述べた。
一方、市議会の石井政議長も同日、記者会見。議場で論点や争点をより明確にするための「反問権」の導入や「議会報告会」などの早期実施に意欲を示した。
出典:毎日新聞