可燃ごみ1万2千トン削減 収集体制見直し1年 千葉市
2010/09/24
ニュース
焼却ごみ3分の1削減を目指す千葉市が、家庭ごみの収集体制を見直してから10月で1年。市のまとめによると、今年8月末までの11カ月間で前年比約1万2千トンを削減、一方で古紙・布類の回収量は1.7倍となり、テコ入れの成果が表れている。
“伸びしろ”が少なくなる中、市は来春スタートする違反ごみへの罰則化をにらみ、悪質ステーションにターゲットを絞った啓発にも乗り出す。
千葉市は昨年10月、可燃ごみ収集を週3回から2回に減らす一方、古紙回収を月2回から週1回に拡充。家庭ごみの3割以上を占める紙類の資源化促進へ収集体制を見直した。
市環境局によると、見直し以降、今年8月末までの11カ月間で家庭系可燃ごみは前年同期比約1万2千トン(6・4%)の削減。月平均で約1100トンの“ダイエット”に成功した。
出典:ちばとぴ