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古紙持ち去り対策:GPSで追跡へ 神奈川・平塚

2014/01/25

ニュース

 神奈川県平塚市は、資源ごみとして回収している古紙などがごみ集積場から不当に持ち去られることを防ぐため、小型のGPS(全地球測位システム)をごみに仕込んで、持ち去りルートを追跡する調査を2月から始める。

 市循環型社会推進課によると、昨年1年間に市民から「何者かがごみを持ち去っている」との通報が20件寄せられた。小型トラックを使って集団で回収するほか、ごみ出しをする住民を威嚇するような行為をする者もいたという。GPSを使った同様の追跡システムは、相模原市や海老名市など県央地域を中心に導入されているため、持ち去りが湘南地域に移ることを警戒して導入を決めた。

 職員が小型GPS装置数台を古紙などの資源回収ごみに仕込み、パソコンで行方を追跡する。不当に持ち去られたことが分かった段階で、ごみの持ち去りを禁じている市の条例に基づき、持ち去った者に対し指導や命令などの対処をするという。

 市が回収した古紙は2012年度が8040トンで、08年度の9316トンから1276トン(約14%)減少しているが、減少分に含まれる不当持ち去り分の数量は把握できていないという。

出典:毎日新聞

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