古タイヤ4200本不法投棄容疑、元解体業者ら逮捕
2008/06/02
ニュース
兵庫県上郡町の空き地に古タイヤ約4200本やコンクリート殻など
産業廃棄物計約220トンを不法投棄したとして、県警は29日、
廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いで同県たつの市御津町黒崎、土木工事会社長
川上直樹容疑者(40)ら3人を逮捕した。
他に逮捕されたのは同県姫路市飾磨区玉地の作業員、西原寛(57)と同、
西原隆三(53)の両容疑者。県警生活環境課と相生署の調べでは、3人は
07年6月、上郡町神明寺の他人の土地(約340平方メートル)に、近くの消波
ブロック製造会社工場の解体作業で出たコンクリート殻や木くず、プラスチックなど計約184.6トンと古タイヤ約4200本を不法投棄した疑い。不法投棄だと住民に指摘されても、「移動させるなら金を出してくれ」と対応を拒んでいたという。
投書を受けた県警が今月2日に現場検証し、地中を掘り返したところ、大量の産廃が埋められているのが見つかった。
出典:朝日新聞